ミラクルを創造する2013年05月29日

さてさて、「大人になるほど学習意欲が出る」というのは
確かに実感するところではございますが

だからと言って「夢」の中でもそうかというと
それはどうなのでしょうか?


私は、今更ながら、ある大学を受験しました。
そして、めでたく合格通知が来たのです。

早速学校に行くと、あちこちの教室で
すでに学科ごとのオリエンテーションがはじまっているではありませんか!

私は急いで自分のクラスを探しましたが、ふと気付いたのです。

「そもそも、私は何学科に合格したんだっけか?」

事務室に行って、聞いてみよう。
事務の人は淡々としていて、
すぐに、生徒番号が書いてある紙切れを私に渡してくれました。

そして、私の学科を告げたのです。真顔で。


「ミラクル創造学科です。」


「ミラクル…創造…学…科…?」

不安と期待で、胸が一杯になったところで

ホワンホワンホワンホワンホワ~ン。


残念!夢から目が覚めたのです。



私のちょっと面白かった「夢」シリーズ。



翌日、仲良しのマッキーと麻子の二人にその話をすると、

マッキーは
「私もなんかに合格して、落ちた誰かを慰める夢をみた。」

麻子は
「なんかの大事な用があるのに電車に乗り遅れた夢をみた。」


ということは…

マッキーが合格したのはこのミラクル創造学科で
電車に乗り遅れた為受験に失敗した麻子を慰めるという夢。

麻子はミラクル創造学科の試験に電車に乗り遅れ遅刻する夢を
それぞれ見ていたということです!!

繋がってる!!

イッツミラクル。


これからマッキーと私は、ミラクル創造学科の生徒として
ミラクルを思う存分、創造してみようと思います。

麻子も次の試験で合格しますように…。


全てがミラクルドリーム。






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女性アクアリスト 金魚 トイプードル

お風呂でツバメの子供が寝てました。2013年05月07日


「大変なものがいるのー!!」

強風吹きすさぶある晩のこと。
入浴していたはずの母がビショビショ全裸で
お風呂場から飛び出してきました。

半分だけフタをあけて湯船に浸かっていた母。
目の前の隅っこに目を疑うものを発見したのです。

小鳥が…、寝ている。死んでいる?
人間がこんなに大騒ぎしているのに、
ぴくりとも動かない。

なんで~っ!!!!!!!!!!!!!!!!

日中、家にはトトしかおらず、しっかり戸締まりしていたし
いつの間に?なぜここに?どうやって?
それは、謎過ぎて謎。

ていうか、野鳥を間近にみたことのない私たちは大パニック。
どうしたらいいか、わかりません。

鳥好きの友人に夜中に電話。
様子を伝えると、爆睡してるか、すごく弱っているか…。

取り合えず穴を開けた段ボールにタオルを敷いて
朝まで保護してあげることに。

何の鳥かもよく分からず、こ、怖いよ。
バタバタ飛び出したらどうしよう。

そっとタオルを被せて捕まえたのはさすがの母親。
小鳥は暴れもしませんでした。

生きてるの!?死んでるの!?死にそうなの!?

どうしたらいいの!?とにかく頑張って!!


いろんなことが心配であまり寝られませんでしたが
翌朝、ガレージで恐る恐る箱を開けると


ピョコッと顔だしました♪

い、生きてた~!



巣立ち間もないツバメの子供ちゃんです。

かわいい。。。

朝日を浴びてホッとした様子。
でもかなり弱っているのか、逃げようともしません。

スポイトでお水をくちばしに持っていくと
ピチッピチッピチッと飲んでくれます。

かわいすぎるよ、ツバメの子供ちゃん。。。

あちこちで、ツバメの鳴き声がする。

みんな心配なんだね。

絶対、助けてあげたい。


ただ、一度だけ飛ぼうとしたんです。

でもすぐに落ちてきちゃった。
力を振り絞ってよほど疲れたのか、
それからはずっとグッタリ…。

家に再び連れてきて保護。

野鳥を診てくれる動物病院が全然見つからず、
ご近所さんや、知り合いや、ネットやら、
とにかくツバメの情報をかき集めるも…


飛べなくなったツバメの子供ちゃんは
そういえば、一度も鳴き声を聴かせてくれないまま

その日のうちに安らかな眠りにつき、
かけがえのない命はお空に飛んで行ってしまいました。


ほんの僅かな間しか、お世話できなかった。
ツバメの子供ちゃん、どうしてウチに来ちゃったの?
何にも分からなくて助けてあげられなかった。
ごめんね。

私と見つめあって信じてくれて
スポイトからピチピチお水を飲んでくれてありがとう。
あのかわいいお顔は忘れられないよ。
ありがとう。ありがとう。


もっとお水をあげれば良かったのかな?
金魚の冷凍アカムシ、あげれば良かったのかな?
風が強くて寒かったのかな?
もっともっと暖かくしてあげれば良かったのかな?

たった半日だったんです。

滲んだ空を見上げれば、まだ憎い強風が、寒風が。

仲間もきっと、泣いています。

ツバメの鳴き声、聞こえてきます。


ツバメたちと一緒にお葬式。


バイバイ、ごめんね。

でも、私は出会えて良かったよ。

ありがとうね。

バイバイ。





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女性アクアリスト 金魚 トイプードル

ピヨピヨ赤ちゃんカマキリ2013年04月05日

ぽかぽか陽気に包まれて我が家の庭もウズウズとしてきました。

庭ではチューリップ、オダマキ、金魚草など花の蕾があちこちで見られます。

先日通りかかったお花屋さんの店先で
蕾をいっぱい付けた「八重咲きカランコエ」が私を呼ぶので
思わず立ち寄り連れてきました。

中学生の頃、はじめて自分で鉢花を育てたのが
このカランコエ。でも八重は始めてです。

早速うきうきとカランコエを鉢に植え替え。

咲くの楽しみ~。

すると近くで何か動いたので見てみると
そこにはうんと小さな赤ちゃんカマキリがいました。
分かるかな?

可愛いねぇ。まだまだとっても小さいカマキリさま。
よ~く探すとあちらこちらにピヨピヨいます。

トトに教えてあげなくちゃ!!
私「トト~!赤ちゃんカマキリ生まれたよ~♪」

トト「ナニソレ?なんの話し?」

えぇ~!?

私「去年あんなに目をキラキラさせて楽しみにしていたのに~?」

トト「そうだっけ?」

春になったらすっかり忘れちゃっているトトなのでした。


いつも私を見守ってくれるカマキリさま。

赤ちゃんカマキリ、ピヨピヨ元気に育ってね♪





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女性アクアリスト 金魚 トイプードル

オープンザ歌舞伎座2013年04月02日


2日に初日の幕を開けた歌舞伎座です。

ちょうど近くでお稽古だったので、またまた寄り道。
夜は人も減ってるし、ライトアップも綺麗。
これはシャッターチャンスです。

東銀座駅を降りて歌舞伎座口へ向かうと、
目の前には巨大ちょうちんが。

この歌舞伎座の地下にはお店がいっぱい立ち並んでいます。
閉店前までは、人がワンサカ、とても賑わっていました。

ここを横目にエスカレーターかエレベーターで上がると
そこはもう歌舞伎座の入り口横なんです!


これはオープン前に撮ったあの「あと41日」の電光掲示板。

今日もまだ置いてありました♪「あと0日」!

明日はどうなっているのかな…。


ちょいと話はそれますが
柿茸落四月大歌舞伎の演目のうちのひとつに

「弁天娘女男白浪
(べんてんむすめ めおの しらなみ)」

があります。

役者の勉強というのは本当にいろいろありますが
定番中の定番で
歌舞伎の「外郎売り」の台詞の暗唱、というのがあります。

多分まだ言える(笑)

その後、これはかなり珍しいと思いますが

この「白波五人衆」の台詞を
五人分それぞれ暗唱、というのもやりました。

拍子木を合図に大声で台詞を言いながら
オリジナルの手作り小道具を持って
なぜかそこいらを暴れまわる…

という課題を5パターン(笑)



あ~、若いって素晴らしいっ!!

だから勝手な思い入れで、とても懐かしいのです。

さすがに断片的にしか、思い出せませんが
まだまだ結構覚えてます。

日本駄右衛門
弁天小僧菊之助
南郷力丸
赤星十三郎
忠信利平



記念すべき4月中、この演目は必ず観ておきたい!!

初心も甦り、なんかこう…胸キュンものです。


「ぞくとのちょうほ~ん、にっぽ~んだえ~も~ん!!」


カカンッ!!(←拍子木)





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女性アクアリスト 金魚 トイプードル

横断歩道の何か2013年03月21日

ちょっと前の出来事。

その日は花粉だらけの晴天。
正午前、私は都心部の人通りの少ない広々とした道を歩いていました。
車の交通量だけは多く、高速道路の出口もあるようなところです。

私のすぐ先をサラリーマンが勇み足で歩いていました。

目の前の大きな交差点の信号が青になった時、
彼は小走りで横断歩道を渡りはじめました。

私も早歩きくらいで後を追います。

私が横断歩道に入った時、彼は横断歩道の真ん中辺り。
そこで突然、彼は急に歩調を変え、
不自然なほどゆっくりゆっくりと歩き始めました。

「十分、間に合う」と思ったからなのでしょうね。

まあ、本当にそうだったなら、
そこまではよくある話しで終わるとこだったんです。


私が横断歩道の真ん中くらいに入った時、
彼はもう渡り終えそうでした。

信号は点滅しはじめます。
私はさらに足を早めました。

彼は信号を渡り終えました。
が、その時っ!!
この彼は!このサラリーマンは!

なんとっっ!!

突然クルっと振り返り、横断歩道の中の「何か」に向かって
両手を丁寧に合わせ、目をつむって小さく一礼すると
また踵を返し、ダーッと走り出して行ってしまったのです。

……………えっ?。

私は面食らいました。

い、いまの…合掌みたいな、まるで念仏唱えるみたいな…

いったい何にっ!?
いったい誰にっっ!?

直近に、事故があったのかと振り向けば
花がたむけてあるわけでもなく、のどかな交差点。

横断歩道には私は一人。あとは誰もいません。
いるはずもないんです!!
いても困ります!!

私には、その「何か」がさっばり見当たらないのですから!!
…………。

ひぃぃぃぃぃ~!!!

私は得たいの知れないその「何か」を感じるでもなく
その、「何か」らへんの横を
全身に鳥肌を立てながらダッシュで通りすぎました。

心の中で訳もわからぬまま念仏を唱えていました。

鳥肌は横断歩道を渡り終えてもしばらく消えませんでした。

気が動転してすっかり見失ってしまったあのサラリーマンに

さっきの横断歩道の「何か」について
聞きたいような、聞きたくないような…


何がどうって事でもないのに

「夜じゃなくて良かった。」

春の日差しに見守られていることを感じながら

私はまた走り出したのでした。




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