あけオメ2008年01月03日

田所二葉


田所二葉


つつオヨ

さくアリ

ことヨロ

みなステ

いつニコ

わらフク

いえイエ!

正月ウェーブ2008年01月04日

正月ウェーブにすっかり乗り遅れ

元旦に大晦日気分で
2日にやっと元旦気分

ずれ込みスタートの救いは
今年は閏年らしいって事

だから2月末でチャラになるのさ!

待て2月。

肉球攻め2008年01月08日

足が痛くて
ここんとこもうずっと
運動もダンスもしていないから

どうにもこうにも
エネルギーの発散どころが無く

ありあまったエネルギーたちが
とうとう体内で腐敗しはじめた

どろどろした血が体中を巡るもんで
思考もひねくれる

「こんなんじゃ飛んだり跳ねたりもう出来ないのかしら」


うちの犬はエネルギーが溜まると
あちこちにオシッコひっかける

いいなあ、勇気があって。
私にはそんな勇気すらないものな。

犬の鼻を鷲掴みながら
わが身を嘆くも
犬の毛玉をむしりながら
策を練るも

負け犬の遠吠え

コンニャロめ!
覚悟しろ、次は

「肉球ぷにぷに攻撃」だ!

魔法の国2008年01月10日

たしか中学のころ

イコール思春期


私は幼いころから知っていた

魔法の国から女王様がやってきて

『あなた本当は魔法使いなのです』

って言われると

『誰にも秘密』な使命を託されると


たしか中学のころ

イコール思春期


…あれ、なんか来なくない?みたいな。

結構もういい年なんだけど、遅くない?みたいな。


たしか中学のころ

イコール思春期


『ひょっとすると私、魔法使いじゃないのかも』



そんな現実を受け入れられないまま

大人になって
もう考えないことにしたもう待たないことにした

いつか来るかもしんないじゃん?


まだ来ないけど

まあ来ても教えないけど

魔法使い、たい。


言っとくが諸君

ホグワーツは嘘っぱちだぜ。

雪割草とマッチ売り2008年01月12日

とにかく世界はすごい吹雪で

積もりつもったこの雪の中

必死に

雪割草の花を探している


その小さな小さな野花が

まさに雪を割って咲いているから


そんな健気で愛おしい花を

見つけた時の喜びを

ただただ
また味わいたくて


私達は叱咤し
雪の中をひたすら進む


かじかんだ手も
白い吐息も
凍てついた身体も


雪割草の花がもたらす

温もりを求めて


雪割草の花がもたらす

幸せを信じて


そこにたしかな感動があるから

私達は絶対あきらめない

この世に雪割草がある限り


立ち止まったりはしない

例え爪が割れて
指から血が吹き出ようと

私達は雪を掻き分け
探し続けていたいのだ

突き動かされていたいのだ


マッチ売りの少女が
マッチをすり続ける事しか出来ないように


それ以外
報いの術を知らないように


雪割草とマッチ売り


決して眠ったりはしないのだ