小野さん2012年07月03日

小野ヤスシさんは大大大先輩です。
いつも優しくて、明るく楽しいお人柄で
本当に大変お世話になりました。

舞台で何度かご一緒し、ご縁ができてから、
お忙しいのに私の舞台に何度も来てくださったり、

わざわざ父の葬儀にも駆けつけてくださった。

小野さんが入院したと聞き、お見舞いに伺うと
とても明るく元気そうで安心させてくださった。

帰り際には
「お母さんを大事にね」
と優しく微笑んでくださった。

本当に本当にありがとうございました。
とても寂しくなります。
まだ信じられません。

お悔やみを申し上げるとともに
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

エルビスの音楽が流れる小野さんらしい
素敵なお別れのお通夜でした。

小野さ~ん、天国からまた私たちに歌って下さい!!

ガも~ん2012年07月19日

夜、混んだ電車の中、角をゲットして立っていたら

前に立っていたカワユイ女の子が私を恐いくらいのガン見、の気配…

音楽聞いているけど、オラ小心だから音量すごく小さくして聞いてるし…
足は踏んでないし…

視線に気づかぬフリして、気になる気になる

突如、そのカワユイ女の子が視線をずらした。
その視線の先は私の肩にかけたバッグあたり。

視線がずれたとこで彼女の顔をチラ見すれば
その顔はまるで般若かムンクの叫びのごとき形相で

私は思わず彼女の視線の先を見ずにはいられなかった。
そう、抱えているマイバック。

なんだろ?と何気なくマイバックに目線を落とすと

そ、そこにはっ!!!!
でっかい「ガ」っ!!!!!!!!!

ガも~ん。

私は彼女を見た。
彼女も私を見た。

時は止まった。

パニックが起こる前には一瞬の沈黙

「ひ~~~~ぃ」

どうしよどうしよ。
二人はすでに同志となっていたのだ。

私は肩からそっとバッグを外し、腕を遠くに伸ばす。
混んだ電車の中、許される範囲でバッグをなるべく遠ざける。
軽く振る。
斜め前のおじさんに飛び付いてもかまわない程の必死さで。
でも、「ガ」は動かない。

彼女も見守る。彼女も恐がる。

「超こわい超こわい超こわい」「どうしよどうしよ」「離れない離れない!!」

「やばいやばい」「でも飛んだら怖い」「やだやだやだやだ」

それでも動かない。
「まじしつこい」
途方にくれて目と目を合わす

彼女がいった。

「あ、いなくなってる」

マイバックを見るとさっきまでいたガがいなかった

沈黙…

「って、どこ行った!!」

飛んでもないしどこにも見当たりもしない

「逆に怖い!!」

まわりの知らんぷりのおじさんたちにも付いてないみたいだし

自分の頭とか身体についてたらどうしよう…

二人は軽くパニック
頭を振る。
身体を振る。
小さくジャンプ。

でも、いない。

そこで、タイムアップ。駅に到着。ドアが開く。

腑に落ちないが、とにかく怖いので場所を移動

さっきまで見ず知らずだった同志たちは
つり革まで並んで移動、

いなくなって不思議~、どっかにいるはずなのに~、
いないんだからまあいっか~。
びっくりした~。ていうかこの人おもしろいなあ~、

みたいなテレパシーを送りあいながら
気を取り直した。電車も動き出した。人も少し減った。

穏やかに時は過ぎていく。
ガタンゴトン、ガタンゴトンと列車の音

何事もなかったみたいな時の流れに

「やっぱり私についてるのかも!」
と段々心配になってきちゃったりなんかして

隣のかつての同志に、チェックしてもらおうかな!?


「あの、本当に私についてませんよね?
ちょっと見てみてく…ギャーーー!!!!!!!!!!!!!」

かっ彼女の肩に!!さっき私にシグナルをくれていた彼女の肩に!!
共に恐怖と戦った彼女の肩に!!乗り移ってた彼女の肩に!!

い、いる。ガーーー!!!!!!!!!

「いやーーーーっ!!」

さっきの私よりも断然悲惨!!

私が彼女のティシャツの肩のとこを引っ張る。
彼女の顔から少しでも離してあげたくて
彼女も髪をふりみだし揉んどり打たんばかりの激しいアクション

でもビクともしない「ガ」。
これ以上どうにもできない。
彼女の肩のブラヒモがすっかり
見えてしまっているけど

仕方がない。

彼女はもはや半狂乱。私も半狂乱。

車内はやっと騒然。

そこでやっと登場、救世主。

前に座ってた若いイケメンが、スッと立ち上がり
自らの汗を拭っていたハンカチで、
サッと摘まんでとってくれたよ。

キラキラキラキラキラキラ

後光が射して大仏さまのようなイケメンだよ。

これどうしよう。これどうしよう。

そう言いながら
そのハンカチをフンワリ丸めて
鞄の中からビニール袋を取り出すと
その中にそっといれたよ。
そして、袋の口を縛ったよ。

私たちは涙目でお礼を連呼しながら、

それどうするの?それどうするの?
と心で問うた

車内の人々の全集中はそこだった。

大仏イケメンはニコニコしながら
「ガ」をくるんだハンカチが入っているビニール袋の口を縛ったやつを

そっと自分の鞄にしまったよ。

驚愕!!

そして
頭の上がらない私たちに
「大丈夫大丈夫」
そういって日常の平静に戻ってしまったよ。

車内の雰囲気もすっかり平静だった。

同志もまた、他人だった頃のカワユイ女の子に戻っていった。

車内の平和はこうして保たれた

車窓に映っている穏やかな表情の自分をみつめながら

ふと、私の時はこの彼女以外
みんな見て見ぬふりだったという事を
軽く思い出したのでした。


ガも~ん。

いよいよスタートなんですが2012年07月30日

田所二葉
ブログを開設してから、ものすごい月日が経ちまして
髪型も変わりました・・・

やっとこさ、スタートさせたいと思います。
おめでとう、私!!

でもその前に、別のとこで細々やっていた過去の日記を
こちらにお引越しさせたいんです。

コミュニティサイトだったり、手帳だったり、落書きノートだったり
もう、それはそれはバラバラなもんでね。

更新もしばらく時系列バラバラになること間違いなしです。
すみません。
しかも、当分過去日記の更新です。
いつ追いつくのかな~。
過去と現在、同時進行してもいいルールに変えようかな。

でも、ソレが終わらないと前には進めない気持ちがあるわけで。

よしっ!と意気込んで、PCに向かい、
淹れたての牛乳入りアイスコーヒーを片手に持って

ガブッと一飲み。

・・・・・・・30分後・・・・・・・・・

あれから、事件が起きました。


さっき、ガブッと飲んだはずのアイスコーヒーが

ゴボッと口からこぼれ落ちました。

しかも、普段、履きもしないホワイトジーンズの上に!

しかもしかも、まさにオマタのところに!!

大事なところに、薄茶色のでっかい染みです。
良くないです。非常によくないです。

心が折れんばかりの事件でした。


急いで、ホワイトジーンズを脱ぎ
Tシャツにパンツ一枚。
洗面所で染み取りタイム。
石鹸?落ちませんでした。
カラーブライトで一瞬でした。
さすが、カラーブライト!

よ~くすすぎ、よ~く絞って

「いいや、夜だけど外に干しちゃえ。」

ベランダに干しに行きました。

「どうか誰も通りませんように・・・」

なぜかって、Tシャツにパンツ一枚だったからです。

背に腹は変えられないんです。

私には今、大事なミッションがあるのです。


さ、気を取り直し、スウェット履いて、いざスタートです。

食べられるカーテン2012年07月30日

今年も食べられるカーテンできました。

あちこちブラブラ
歪な形も愛らしい
サラダにしたり、夏のご馳走。
採れたて初ゴーヤでチャンプルーを作ったよ。
昔は「作った野菜に愛着がわいて食べられない」時代も合ったけど、今年もおいしかった~!

これは摘心した5月頃の赤ちゃんゴーヤです。
良くぞ立派に育ってくれました。ありがとう!