ササクレちゃんの誘惑2010年11月05日

手は大事 指先はもっと大事

いつも、ばい菌最前線で頑張ってくれています。

でも頑丈なようで意外と敏感。

手荒なマネをするとすぐに手荒れになります。

あ、これは偶発的ギャグですね。

水仕事でカサカサ ビタミン不足でササクレ

さあ、ササクレになったら、もう大変!!

心は乱され、ササクレから一寸たりとも目が離ない

む、剥きたい…

ひ、引っ張りたい…

でも、ササクレをピンとやるのは
ちょっとしたギャンブルですよね。

スーッと剥けたら気分もスーッとすっきり
またいつもの冷静な自分に戻れます。

だけど厄介なのは 見た目以上に根っこが深かった場合です。

プチっときた日にゃあ 「痛っ!」ですからね。
血もプチっとなって治りも悪く
見た目地味なわりに、かなりの日数痛みます。

運が悪いとジンジンしちゃってばい菌入って腫れちゃいます。

そうなったらヨードチンキで殺菌です。
めっちゃ指、染みます
めっちゃ指、染まります。

指先って本当に敏感で、何するんでも痛くって、
茶色くなった指先を見ては
誘惑に負けた過ぎし日の自分をひたすら悔やむんです。


私はもうある程度の大人で、
節度もそれなりにわきまえておりますので

ここ数年、ササクレの誘惑には打ち勝ってきており、

そもそもササクレにならないように気をつける、
という根本にすら立ち止まって考え、
実践するというくらいに成長しました。

そうしてこの世に「ササクレ」があることすら
すっかり忘れ生きていました。

これは油断と怠慢です。


ある日のこと、 私の左のサム、いわゆる親指ですが
そのサムの爪の横っちょのとこに

可愛いササクレちゃんがいました。

本当にそのササクレちゃんは可愛くて
つぶらな瞳を輝かせながら私に
「ネェネェちょっと摘んで引っ張ってみて☆」
と語りかけてくるんです。

…油断と怠慢。 なんの疑いも持たず、
つい言うことを聞いてしま ったのです。

エイッ! ブっチーっ!!!!

それは、あんなに可愛いササクレちゃんだったとは思えないほど
その筋は長く、根深かいものでした。

私の左サムには、ぽっかりとクレーターが出来上がり
マグマのような血まで底で疼いています。

い、いだい。 や、やられた。

久々にササクレちゃんの誘惑にやられてしまったのでした。

まだまだ修行が足りませんな。


ササクレにご用心。

トピアリーでバッチグー2010年11月12日

玄関先で寄せ植えしているプランターが
最近ちょっと危険

ウィリーなどのアイビー系ツタ植物が 湧き出るようにワッサワッサ伸びて
鉢から溢れ出ていたり 壁をよじ登っていたり…

玄関先なもんで 地に這うツタを踏んづけてしまいそうだ

そういえば 洗面所の窓辺でハイドロカルチャーしてたウィリーも いつの間にかグングン伸びていて ベロ〜ンと垂れ下がっている
こうなったらワイヤーアートするしかない
君をハートにトピアリーしちゃうぞ。

玄関先のプランターの方は 新聞屋さんや郵便屋さんたちに どん引かれちゃうとアレなのでハートにはしないぞ。

せっせとツルを 地から持ち上げ、壁から引き剥がし、

巻き巻き巻き巻き… ひたすら巻き巻き巻き巻き巻き巻き巻き巻き…

完成!
たっぷりに見えたツルなのに 巻き上げてみると意外と貧弱…

オッス! まだまだ伸びてこー!
ウィリー! リーリーリーリー!
まわってまわってー!

トピアリーでバッチグー。

朝がきた!2010年11月18日

なんかこう「ムラ」という魔物みたいなのが私には居て

そりゃあもう 周期的にムラムラするわけです
猛烈にムラムラです

凄く停滞していたかったり

ビックリするくらい突き進みたくなったり

何にもできない自分に嫌気がさして
目の前真っ暗だったり

何でも出来るような気がして世界がバラ色だったり

もうそれってのは朝の顔からして違うんだな

栄養とか睡眠かな それとも女の子のアレかな
いや、もはや 大人女性特有のアレかな
ガッテン的にはタマネギ不足かな

でも私、自分を信じてるから そんな時は
どっちにしろ優しく見守ってやり過ご します

だって、自分的には顔がいくら違っていても

誰も気付かないくらいだし

なんかしんない、結局のところ元気なんだよね。

ムラムラするくらい元気ってことなんだよね

弾むための屈伸かな。

朝、目覚めるために 夜、眠る

夜明け前が一番明るい。

おーい! 朝が来たぞー!

眩しいなあー!

彼の後ろ姿に2010年11月23日

たまに駅で旧友にバッタリ会ったりするよね

同じ沿線だと遭遇率もあがるよね

今まで彼ともちょくちょくバッタリ会っていたんだ

その彼には夢があって、
東京で1人、アルバイトしながら暮らしてたんだよね

本当に心優しい人、物腰も柔らかく穏やかに話す人

数年前まではよく連絡をとったり仲間と集まったりしていたよね

彼の爽やかに明るい、真摯な人間性が好きで
大事な仲間のひとりだった

いつしか頻繁に会う機会も減って、
メールの返事もあまり来なくなり

ただ、たまに駅でバッタリ会うだけになってた

今から思うと、バッタリ会う彼はいつも疲れ切ってた

昨夜彼にまたバッタリ会った
本当に疲れ切っていて具合が凄く悪そうだった。

私は手を振って彼を呼び止め、話しかけた

どうしたの? 一目でそれは分かる。

彼はまるで光を見るように私のところによってきた

彼の肩をさすりながら話を聞いた

彼は凄く混乱しているみたいだった


道行く人はちょっとびっくりして私たちを避けるように通り過ぎ

すぐに視線をそらす
遠くから私たちを見てる

駅のホームで二時間立ち話をした

彼の話をひたすら聞いた
うんうん、そっかって

どうしても理解してあげたかったし、
彼の話に納得したかった

どうしたらいいのか一緒に考えた

でも彼にはもう住む世界があって
その世界の中にしかない答えを持っているようだった

私はこの世界に連れ戻したいと心底思った


だって彼は私を「大事な友達だから」といって

苦しみながら必死に
こっちの世界に合わせようとしていたから

あっちとこっちを行き来しながら
一生懸命私に話しをしてくれる

私は今、話を聞いてあげることしかできないんだ
うんうん、そっかって

そこに恐怖はない、ただただ心配だった

でも、そんなことぐらいじゃ連れ戻せない
ずっとそばにいてあげられたらと思った。

でも私にはそれも出来ないのだ。


私たちは一緒に電車に乗った

周囲の人はみんな席を離れてく
離れたところで聞き耳を立てているのもわかる

気のせいなんじゃないか、まさかそんなはずはない
と思っているのは私だけのようだった

私は彼からなんとか良くなる兆しを見いだしたかった

彼は家路に着くため電車から降り、
ドア越しに私へ手を振った

「ありがとうありがとう」
って 頭を下げた

私も

「絶対メールしてね、いつでも連絡してよね 、絶対だよ」
って手を振った

彼は大きくうなづき後ろを向いて歩き出した

その瞬間
彼の後ろ姿は、 もう彼ではなくなっていた

変わり果てた彼を遠目にみて
さっきまでの驚きと戸惑いは
一気に絶望と悲しみに変化した

私は、電車で1人周囲の視線を感じながら

暫く彼と連絡をとらなかった自分を悔いた

何ができたか分からないけど

もっと早くに気付いていれば、
もっと違う今があったかもしれない

そういえば、バッタリ会ったあの時もこの時もと
思い当たるところだってある

そうなんだ
彼はずっと孤独だったんだ
ずっと苦しみと戦っていたんだ

でも彼は肝心なところで 今の自分に気付いていない

私の知らないところで 私の知らない彼の姿を思うと

どうにも切なかった

私の目から涙がこぼれてた

それでも、まだきっと私に何かできる事があるはずだから

涙をふきながらそう思ったんだ

そして次にまた会うときがあってほしい

また話をしてくれるかもしれない
もう私を分からないかもしれない

その時、私が後悔しないようにしたいと

私は泣いた

秋のベビー祭り!ビバ冷凍餌2010年11月26日

我が家の60㎝本水槽には元気いっぱいのプラティ軍団 、 通称プーちゃん軍団とアカヒレ♂たちが泳いでい ます。
そんな平和な水槽ですが

知らない間にベビーが草むらに隠れていました!
なんとプラティのプーちゃんベビーです。

分かるかな?

親魚の為に産卵箱も用意してたのに 産仔のタイミングがイマイチ分からず迷ってたら いつの間にか産んじゃった。 2匹は、いるようです。

右上にいる親プーと比べると、中央の左下あたり本当に小さいでしょう。 可愛いでしょう。

ほかの仔は、親たちやアカヒレンジャーに食べられちゃったのか 初産だからもともと2匹なのか、経緯は今となっては不明です…。
急いでベビーの為に隔離ケースを用意しましたが すばしっこくて小さいベビーたちは
フレイムモスというモジャモジャの中に逃げ込んで すっかり隠れてしまうから、とてもじゃないけど捕獲不能。

隔離は断念です。

ベビーたちよ。 どうかこのまま、この大海原で逞しく生き延びて おくれ。

そうそうアカヒレベビーは第一弾のお兄ちゃん( お姉ちゃんかも)が本水槽デビューしています。

現在アカヒレ稚魚用水槽には 第2弾の子が1匹と 第3弾の子が2匹がいます。

ベビー祭り開催中。 ホクホクな気持ちです。

針の穴みたいなアカヒレベビーズ

私もママとして少しは成長し、
腹を決めてベビーたちに冷凍食品をあげるようになりました。

はい、我が家の冷凍庫には一通りの冷凍食品が入っています。

「冷凍ワムシ 冷凍ベビーブラインシュリンプ 冷凍アカムシ」

ゾゾゾゾゾーっ!

ワムシはプランクトンみたいなもので小さいから 粉塵みたい。
産まれたての極小アカヒレベビーでも食べられる小ささです。

ベビーブラインシュリンプは、これまた、ただの粉のよう。
少ししっかりしてきた稚魚に丁度いいサイズです。

以上は全く気持ち悪い物ではありませんでした。

小さな赤いミミズのような原型が目で見て分かるアカムシは成魚の栄養補給と色揚げのため…

やっぱりちょっと怖いです。

これを置いている冷凍庫の奥の方は何とも言えない違和感が漂ってる。
家族の理解に感謝!!

ベビーたちには やっぱりこの冷凍ものの方がいい!
人工餌よりも食い付きも違うし、発達も早いし、生存率も良さそうだし。

早速、プーちゃんのベビーが隠れていそうなところにも 解凍した餌をスポイトでプシュッとブラインを振りかけると 草むらから顔を見せてくれました!

かわゆいねぇ。 食べてます。

母親のお腹から直接赤ちゃんで産まれてくるプラティベビーは、 アカヒレ卵の孵化後1ヶ月と同じくらいの大きさ です。

そう、ちゃんと魚な形になっているんですね〜。

また水槽覗くのが毎日楽しくなっちゃったん。