デコの薬浴日記2010年03月03日

1日目 2月26日
お家に来たばかりの元気なデコちゃん
当初、体表にポチっと1個だけ怪しい白点

念の為、本水槽導入前に塩水浴してました。
まず体力回復を狙います。
体調不良や移動のストレスならすぐ取れます。

でも、この白ポチは白点病のおそれもあるので
水温を徐々に上げていき30℃まで引き上げました。

3日目 2月28日
変わらず元気なデコちゃん、白ポチも変わらず…
ヒーター浴と合わせてニューグリーンFという治療薬で薬浴開始です。
薬は規定量の半分を徐々に加えました。

4日目 3月1日
白ポチが小さくなりました。デコも元気。
十分薬効があるようなので、このまま薬は半量で継続です。

5日目 3月2日

 白ポチが消えました!

これから数日かけて水温と塩と薬の濃度を徐々に下げていきます。

すぐには薬浴やめれません。
体表についた白点虫と卵たちがやっと強制孵化して離れたわけだから
あとは水中に漂った見えない白点野郎に駄目押ししなければならないのです。

ニューグリーンFを規定量の三分の一に引き下げ
塩水は0.3%
水温は一度だけ下げました。

6リットルプラケースなので毎日、3リットルを濃度調整しながら水換えしてます。

ああ、本水槽デビューまで後少し!
 モコとチコも新しいお友達に興味津々。

そして我が家の金ちゃん水槽に、
なんとまたサイズアップ計画が浮上中。

スクスク育つ金ちゃんたち
今のままではちょっと手狭になるのは時間の問題。

でも家族会議でモメモメ中。
私としては後々安心サイズの60センチ水槽ににしたいのですが

大きすぎるから45センチにしておけとか言われてます。

60センチ水槽は一般規格サイズだけど確かに存在感ありすぎ。

でも45センチ買ってもどうせいつか60センチが必要になる時がくると思うんだよな。

だって私、琉金ちゃんをまだお迎えしてないし。
つくづく、金ちゃんには水量が命と思いました。
水槽がちょっとずつサイズアップしていく楽しい我が家。
アクアにハマって水槽をドンドン増やす典型的なアクアリストとなりました。

水換え用&薬浴用プラケース3Lと6Lの2個、
ガラス水槽9Lと12Lと20Lの3個
そのほか予備フィルターなど付属機器の数々

一番はじめに思い切って60センチを買っておけば良かったと思う、ありがちな初心者です。

ああ、90センチ水槽は夢のまた夢。
青い水の中でデコも夢を見ています。
早くあっちの水槽に入りたいってね。

私も早く3匹が泳ぐ姿が見たいなあ。
それが60センチ水槽ならなおいいなあ。

頭の中は金魚でいっぱい。



華麗なる夜更かしオペラ2010年03月04日

ここんとこ毎晩、BShiで
「華麗なるメトロポリタンオペラ」
ニューヨークに行かずして観れちゃうお得な番組
例え行けても
すごい上の後ろの方からオペラグラスでちびっこいし
それが我が家でかぶり付きで観れるなんて!

今日の演目、プッチーニの「喋々夫人」
私が今まで見た
数少ない「喋々夫人」の中では
群を抜く演出、演技、歌、音楽で
夜中なのにもう釘付け号泣、圧倒もん。
日本人としては、この作品、たいてい日本美意識のチャチさにまずコケちゃうところなんだけど
衣装はまあ、細かくは置いておいて、全くそれを感じさせない演出でした。

むしろ日本より日本な感じで。
目から鱗な演出です。
なんと子役は○○。
これが凄い。本当に感情があるよう。

また喋々さん演じる歌手の表現力の凄まじさはピカイチ。
歌を歌っていません。演じていません。そのものでした。
下手すりゃ天才子役のこの○○に
全部持ってかれる勢いにも
全然負けず劣らずその存在感は素晴らしかったです。

そして演出がとても演劇的。
プッチーニのスコアの精密さを更に引き立てていました。
こんな喋々夫人観たことない!

裏ではスタッフさんたちもみんな泣いちゃうってのも頷ける。
ヨーロッパでのオペラとはまた一味も二味も違う作品でした。

またこの番組の凄いところは、
幕間に出演者や演出家にハイテンションでインタビューしちゃうところ。
各幕の本番直前までのバックステージが見られます。
役者の素顔や役への向き合い方などバンバン見れちゃいます。
これがすごい。

あれだけ歌いっぱなしのオペラ歌手にベラベラ喋らせるなんて。
メトロポリタン歌手はこれから泣いたり死んだりする本番前でもナーバスになんかなりません。
大事な喉を少しでも休ませようとか思いません。
そしてなにより全く気取がありません。

「あたくしオペラ歌手でござーますの」じゃござーせん。
まるで隣に住んでる友達みたいです。

とにかくすごい番組。
今回3夜連続やりました。

毎晩寝不足。寝坊気味。
でも、またやる時は必ず観ちゃうんだな。

ああ、いいもん観たから早く寝よ。

泣いた泣いた。
凄かった。



観ちゃった観ちゃった2010年03月05日

また観ちゃったメトロポリタン…
今夜こそ早く寝ようと思ったのに。

演目はベルリーニの「夢遊病の女」
今まで観たメトロポリタンの中では一番ライトで流行り現代チックな演出。

昨夜の文楽的「喋々夫人」やこないだのスパイダーマン的「こうもり」とか、びっくりする演出がいつも面白いんだけど
今日控えめ。いや舞台が一部せり出したりと十分なんだけど。

しかしながら巧みの妙としか言えない歌のオンパレード。
巧いっ!巧すぎるっ!よっ優等生!!
ストーリーは至ってシンプルなんだけど
素人耳にも難しいスコアを見事にまあ歌い上げてくもんから
ついつい最後まで観ちゃったよ。

ハッピーエンドか~。
トスカとかトゥーランドットとかやっぱりオペラはプッチーニが観たいな~。
4大悲劇ね、うん。やっぱ悲劇。

でもうん。やっぱ人生は素晴らしい、だね。
どっちだよ。
切ないハッピーエンド。

愛すべきは人間ですわ。

なんだろね、なんかなんだよね。
早く寝ようっと。

デコ、元気です。
ちょっと浮き気味なのが気のせいならいいけど…



デコとピコレンジャー2010年03月06日

薬浴8日目にしてついにデコがめでたく本水槽デビュー!

わ~いドンドンパフパフ!
白点消滅後、毎日少しずつ薬塩水から飼育水とその水温に慣らしてきたデコ

途中、浮き気味?との疑いもどこへやら、元気いっぱいで体調万全。
デコ「うわ~い!どこココ?これ何?あなた誰?どしたらいいの?どしたらいいの?うわ~い!うわ~い!」

新人のデコは激変した環境の中、かなりはしゃいでいます。
のんびり屋な先輩、モコとチコの方が
このテンションに戸惑い気味のご様子。

チコ「あの人誰っ!?善い者?悪者?怖よ怖いよ。」
びびって暫く水草の陰から出て来ませんでした。

怖がられてるのも知らずにデコは
すっかり舞い上がっているのでモコ先輩に質問責め。

モコ「ちょっと~あたしに聞かないでよ~。あんたなんか知らないわよ~」

とデコの猛烈アピールを迷惑がってカワし続けていました。

時間がたつに連れ
お互い悪者でない事は分かってきたみたいだけど
まだぎこちなさが伺えます。

モコとチコはなんとなくデコを避けてるような…
元々この2人仲良すぎだし

早くしっくりと馴染むといいなあ。

ああ、きっとまだ言葉が通じないのかもし。

私だってまだデコの気持ちをうまく読み取れないだもし。

でも早くみんなと仲良くなりたいって思ってるのは分かるけどし。

一番大きいモコは体長4センチ
中くらいのデコが体長2.5センチ
一番小さいチコは体長2センチ

みんなまだ小さくて、あははぁ、かわゆいなぁ。
早く大きい水槽にしてあげたいなはぁ~。
それとまた、新しい仲間が増えました。

極小サイズ体長1~1.5センチのアカヒレの子ども5人組。

モリ子王女亡きあとの
カンブリア水槽にめでたくデビューです。

小さくて地味だけどよく見るととっても綺麗でなかなか粋な子ども達。
ピンピン泳ぎます。

名付けて「ピコレンジャー」

よろしくよ~。


ドンドンパフパフ~!


絶対みたくないオペラ2010年03月07日

昨夜もやっぱり遅くまで観てしまったメトロポリタンオペラ…
何日連続放送してんだろう。寝不足でぶっ倒れそうだよ。

やはり喋々夫人が一番だったな。録画しそびれ悔やまれるほどのすばらしさ。
ものすごい演出で、完全ノックアウトで号泣。

なんとかまた観たい。誰かに観せたい。

昨夜はロッシーニの「シンデレラ」
ロマンチックなおとぎ話というより、早口言葉の遊びが散りばめられてるテンポの早い喜劇です。

本日のメトロポリタンはなんと4時間の大作。
よし、絶対みないぞ。